Eto

2018年06月04日

7. 朱竜 特異能力:消滅

他の竜族とは異なり、半竜化した時のみ魔力を発動することができる。闇属性の魔法を得意とし、黒い炎で様々な形の武器を形成し戦う。形成した武器は自分以外のものに触れるとすぐに消失する。

生まれつき自己治癒能力が殆どなく、致命傷を負えば死に直結する危険が高い。

形の有無に関わらず存在する全てのものを断つことができる。特異能力発動時は魔力を同時に発動することはできず、手刀を使う。

半竜化能力を封じられてからは魔力も行使できないため、双剣を使用している。柔軟で手数の多いスピード重視の戦い方をする。


身長:167cm 出身:第二層森林地帯アルカンテ

一人称:オレ 主な食事:ジュース、フルーツ

趣味:昼寝、戦闘、ピアノ

 出身は第二層だが、物心ついた頃から魔族であるイェルクが傍に居り、双子の兄弟ルカと共に3人で暮らしていた。イェルクは代々7番目の竜の世話係と眷属を継ぐ家系の産まれであり、先代であった父の死亡を受け第二層で新たな7の竜の誕生を待っていた。しかし、竜族が双子として生まれるという前例のない事態に戸惑いを抱えていた。

 双子共に半竜化能力も飛行も問題なくできたのだが、身体は17、18頃で成長が止まってしまった。何より問題であったのはその能力だった。エトは特異能力は引き継いでいたが半竜化しなければ魔力を発動することができず、本来竜族の特徴である強力な治癒能力も人間より劣るものだった。一方ルカは何の特異能力も持たず生まれたが、強力な魔力と回復能力を持っていた。偏りを抱えた双子だったが、戦闘能力は極めて高く、それぞれに個性を生かした戦い方を身に付けていった。


 性格は甘えん坊で寂しがり屋。誰に対しても態度がでかい。竜族らしく大の戦闘好きでいつもルカやイェルクと手合わせをしていた。竜族は本来性別の概念が薄いが、人間の世界に生まれた事と前の竜エレンが女体だったことも合わせてか、恋愛対象が健康的で屈強な男性に固まっている。


 変わらない生活が続くと思いきや、双子が人間でいう二十歳頃になる時ある転機が訪れる。近隣の国アストゥリアの王ファイサルが双子の存在を知り王宮への招待状を手に自ら迎えに来たのだ。

 イェルクは双子の未来を想い、狭い森の中ではなく外へ出るのも悪くないと双子の王宮入りを承諾し、自らも世話係として同行することにした。

 今までとはまるで違う王宮での生活に驚きつつも、ルカは魔法について学び、勉強が苦手であったエトは音楽にのめり込んでいった。

 ルカが魔法学校への招待状を受け、イェルクと共に第一層へ渡った後も王宮に残り続けていたエトであったが、ある日人生を一変させる出来事が襲うー


twitter ゆーる @EtoRuka7
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